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転移・再発乳がんに対するタキサン系薬剤とティーエスワンのランダム化比較試験
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SELECT BC 主な副作用
副作用のあらわれ方は個人差が大きく,すべての方に同じ症状がでるとはかぎりません。また,一人一人にどのような症状がでるかを予測することはほとんどできません。
以下は、これまで同様のお薬を使用された方に見られた主な副作用をあげています。参考までにお読みください。
1) 一般的な副作用
① タキサン系薬剤
- 骨髄抑制:骨髄に作用し,白血球,赤血球や血小板など血液の成分が減ることがあります。その結果,感染症にかかりやすくなったり,貧血や出血があらわれたりすることがあります。
- 脱毛:ほとんどの方で髪の毛やまゆ毛などを含む,全身の毛の脱毛(毛が抜ける)があらわれます。点滴の2~3週間後からはじまることが多く,帽子やかつらを用いることもあります。
- 末梢神経障害や麻痺:手足のしびれや痛み,感覚異常(皮膚の感覚の変化や目のちらつきなど)など
- はき気,嘔吐,食欲低下,口内炎や口もとのただれ
- 消化器症状:便秘や下痢がおこりやすくなることがあります。下痢が激しい場合には,強い腹痛や脱水症状になることがあります。
- 関節や筋肉の痛み,全身の倦怠感(だるさや疲労感),むくみ,発熱
- アレルギー,発赤(皮膚が赤くなる),発疹
- 注射(点滴)部位の炎症
② ティーエスワン
- 骨髄抑制:骨髄に作用し,白血球,赤血球や血小板など,血液の成分が減ることがあります。その結果,感染症にかかりやすくなったり,貧血や出血があらわれたりすることがあります。
- はき気,嘔吐,食欲低下,口内炎や口もとのただれ
- 下痢:激しい場合には,強い腹痛や脱水症状になることがあります。
- 色素沈着(皮膚やつめ,指先などが黒くなる),発赤や発疹(首筋や手,足,背中など)
- 全身の倦怠感(だるさや疲労感)
2) まれにある重要な副作用
「タキサン系薬剤」と「ティーエスワン」には,まれにですが以下のような重い副作用がでる可能性があります。体調について不安を感じたときは,すぐに担当医師にお知らせください。
① タキサン系薬剤とティーエスワンいずれにも該当する副作用
- 間質性肺炎,肺や呼吸器の障害:咳や息切れ,息苦しさなどの症状
- 腸炎:強い腹痛,下痢などの症状
- 消化管潰瘍,消化管出血:腹痛や吐き気,吐血,便に血が混じるなどの症状
- 肝障害:吐き気,体のだるさ,黄疸(皮膚,白目,爪が黄色になる),尿が黄褐色になるなどの症状,重い場合は肝不全,劇症肝炎など
- 腎障害:尿が減る,血尿,むくみなどの症状,重い場合は腎不全など
- 膵炎:強い腹痛,背中の痛みなどの症状
- 重いアレルギー症状
② タキサン系薬剤
- 心臓の障害:脈の変化や動悸,息切れ,血圧の変化,胸の痛みなどの症状,重い場合は心筋梗塞や心不全など
- 耳鳴り,聴力低下(耳が聞こえにくくなる)
- 腸管閉塞,腸管麻痺:便秘やお腹がはるなどの症状
③ ティーエスワン
- 横紋筋融解症:筋肉痛,脱力感などの症状
- 嗅覚障害(においがわかりにくくなる)
CSPORが支援している研究