Q1
放射線療法の効果と副作用について教えてください。
A.
X線などがもつ高いエネルギーを利用して、がん細胞の成長・増殖を阻止する治療法です
乳房温存術後には、転移した乳がん細胞による再発を予防するため、残した乳房には必ず放射線照射が行われます。乳房切除術を行った場合でも、リンパ節転移が多数発見された場合には、鎖骨上窩などにも照射されることがあります。さらに、骨への転移によって骨の破壊が起こり、痛みが生じた時などは放射線療法の良い適応になります。
乳房温存手術後の放射線照射は、通常、手術後2〜3週目から始めて、3〜4週間行います。
放射線の影響で、皮膚が日焼けしたように赤くなったり、色素沈着や脱色、乳房が硬くなるなどの変化が起こることがあります。腕のむくみ、疲労感、嘔気、嘔吐、下痢、発熱などの副作用がみられることもありますが、基本的には放射線がかかった場所の副作用は出ますが、その部位と関係のないところの副作用が出現することはありません。たとえば、乳房に照射している場合には乳房皮膚の症状は出現しますが、嘔気、嘔吐、下痢などの消化器症状、腹部症状などは出現しませんので心配はいりません。
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